北海道開発技術センター

更新日 : 2011.1.5
明けましておめでとうございます。
平成23年が皆様にとってご多幸の年であることを心から願っています。

社団法人 北海道開発技術センター会長 佐藤 馨一 


佐藤会長写真平成22年のdecの主な公益活動を振り返ると、次のようになります。 平成22年2月:第9回「野生動物と交通」研究発表会、平成22年6月:第9回「寒地開発に関する国際シンポジウム(ISCORD in ヤクーツク)」、平成22年9月:第9回「日中冬期道路交通ワークショップ(札幌)」、平成22年12月:第26回「寒地技術シンポジウム」等を開催しました。 第9回が目につきますが、ISCORDの開催は3年毎、それ以外は1年毎の開催であり、偶然の一致に過ぎません。しかしこれらの行事はdecが主催し、多くの職員の尽力と経費の負担によって実施されてきました。これもdec会員各位のご理解とご支援によって可能になったものであり、心からお礼を申し上げる次第です。 平成23年はdecにとって大きな変革の年になります。それは公益社団法人か一般社団法人かいずれかへの移行を決断し、新体制を確立する年になるからです。decの公益事業はその目的や経費負担、そして継続してきた年月のいずれをとっても人後に落ちるものではありません。しかし法人見直しの画一的な基準に照らすと、公益法人としての存続は極めて難しい状況にあるのではと考えています。寒地開発は技術の裏付け無しでは具体化しません。そして技術の開発は多くの人々の知恵と会話、そして批判によって生まれ、向上します。decがシンポジウムや研究会を主催し、経費を負担してきたのはこのためであり、dec設立の理念に基づいています。この国の基本理念が揺らいでいる今日、また北海道開発の意義が問われている昨今でありますが、decは寒地開発の基本理念を高く掲げ、それを具体化する技術革新を進める必要があることを改めて認識し、新年の挨拶といたします。


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