北海道開発技術センター

■これまでのひとこと
今月のひとこと 2012.2.7

流氷初めて“流氷”をみました。 道の駅流氷街道網走発着の『網走流氷観光砕氷船おーろら』に乗り、出発して30分程のところで、流氷に出逢いました。接岸していれば陸からも観ることができるのですが、その姿は、まだみたことありません。飛行機で女満別空港へ向かう途中、上空からも見えるようですが、いつも飛行時間40分は寝てばかりで、観たことがありませんでした。二艘あるおーろら号にびっしりお客様を乗せ、船は流氷地帯をかき分けて進みます。おーろら号からみた流氷は、青く、時にエメラルドグリーン色をした半透明な石のように、陽の光を浴びて輝いていました。オホーツク海は穏やかで、優しく、とても素敵な海の表情を持っているように思いました。 時々、遠く異国へ旅に出たくなりますが、近くにもまだまだ知らない自然の魅力があること、実感しました。(担当:mami)

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今月のひとこと 2012.1.5

初日の出新年、明けましておめでとうございます。今年も何卒宜しくお願い申し上げます。

2012年元旦、初日の出を見に、藻岩山へ行ってきました。 藻岩山のロープウェイと展望台は、2010年4月から休業し、昨年12月23日にリニューアルオープンしたばかり。山頂にある展望台まではロープウェイを降りた後、新しくミニケーブルカーもでき、歩かずとも?楽々と上まで行けます。全ての施設がバリアフリー対応となっていて段差等がないので、車いすの方でも安心して山頂まで行くこともできます。スキーで下山する人もみかけました。

私は登山道から行きましたが、沢山の人が歩いた後だったので、雪道も踏み固められ歩きやすかったです。冬の登山はオススメです。広葉樹は葉が落ちきっているため、普段見えない景色が遠くまでみえ、山の形も非常にわかりやすいです。

7:06初日の出を目指し、ギリギリの3分前に到着。天候もとてもよく、輝くような美しいオレンジ色の陽の光を見ることができました。素敵な年の始まりとなりました。(担当:mami)

[photo by YASUHIRO KANEDA「2012年 初日の出」]

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今月のひとこと 2011.12.1
師走。歩いていると、どこかからクリスマスを感じさせる鈴の音が聞こえ、真っ白な雪に栄えるイルミネーションが輝き、街を歩く人もいつもより多く感じ、街中が賑わいをみせているように思います。気持ちもどこかうきうきワクワクしてきます。

「この時期になると、21世紀になる直前のカウントダウンを思い出す」と知人が言っていました。眼を閉じると、100年に一度の瞬間を、世界中の人が喜びを全身で表現していた映像がでてきます。それからもう12年が経とうとしています。早いものですね。つい最近のできごとのように思います。そのとき私はきっと、何か、新しい世紀に向けた抱負を胸の中に持っていたと思います。今、正直、忘れてしまっていますが、年の暮れの今、また新たな抱負を心に掲げ、そして、

2012年、みなさまにとってより輝きのある素敵な年となりますよう願いつつ。

よいお年をお迎えください。(担当;mami)

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今月のひとこと 2011.11.1

ふわふわと、白い綿。雪虫が目の前を飛んでいきました。雪が降りますよ、の予告。雪が好きなので、嬉しくワクワクします。
雪の降りてきた瞬間は、とても綺麗だと思います。雨だと上を向いてられませんが、雪だと目を開けて上を見ることできます。自分を避けるように、放射状に雪が降りてきます。その一粒にみえる雪は、雪の結晶が沢山くっついていてカタマリにみえますが、手袋の上にその結晶が乗ったのを見れた時は、声にならない感動をおぼえます。
雪はけして良く思えることばかりではないですが、雪だからこそできる形もありますし、そのまま自然に解けて消えてゆく変化を楽しむことができます。雪の魅力は限りなく、毎年同じに思う冬も、毎年違うワクワクを届けてくれます。
雪をみたことがない人達が、「雪」について話だけで聞いた時、どんなものを想像するのかしら。(担当;mami)

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今月のひとこと 2011.10.1

連休に台湾へ行ってきました。旅の目的は、「玉山(3952m)」を登ること。日本統治時代には、富士山よりも高いことから「新高山(にいたかやま)」と呼ばれていました。一日に入山できる人数等が決められており、事前に国家公園へ申請が必要でした。使える通信媒体全てを試しましたが通らなかったので、台湾で第二位の山「雪山(3886m)」へ行くことにしました。富士山とは100mほどしか違いませんが、南に在る分、4000m近くても非常に暖かく、リンドウなどの高山植物も咲き、山頂まで緑がありました。天候に恵まれ、快晴無風。てっぺん付近が見えた頃、美しい湾曲の中に自分が居ることに気がつき、不思議な感覚になりました。これがカールと呼ばれる氷河の跡だと教えていただきました。山頂からは雪山連峰と他の国家公園なる山々の連なりがどこまでも続いていました。見たことはない景色のはずなのに、どこか知っているような景色が広がっていました。(担当:mami)<photo:雪山山頂より>

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今月のひとこと 2011.9.1

「大通公園100周年」。小さな頃から大好きだったこの公園が、100歳であることに驚きました(・・たぶん小学校の社会科の授業で習ったと思いますが。)。100年も経っているのにさびれた感もないし、いつでも人で賑わっていて、笑顔であふれているこの公園が、急に愛しく思え、大切にしたい気持ちが湧いてきました。 家は人が住んでいないと、あっという間に寂れ、植物は毎日声をかけてあげないとひねくれて育ってしまう。公園も、人が入るからこそ存在価値があり、活き活きと輝きを保っているように思いました。 東西に長く真っ直ぐグリーンが続く大通公園。いつの季節でもそこに居るだけで心躍る場所。私たち札幌市民の宝物であるように思いました。(担当:mami)

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今月のひとこと 2011.8.1

先月末、白石区のお祭り「にぎわい川まつり」に行ってきました。月寒川の水を塞き止め、大人の胸の高さまで水がある上流ではカヌーや浮き船遊び、下流は足首〜膝丈程度なのでドジョウ・トミヨなどの小さな魚を水草の間から見つけ出す探検隊、木の枝でつくった竿でのウグイ釣りなどがあります。普段、川に入って遊ぶことがないからか、こどもたちは終始大はしゃぎ。自分の地域の自然を体で知る、とってもいいイベントです。 私は釣りコーナーの担当で、こどもの参加は50人を越えていました。そのうち餌のミミズを自分でつけた子は3人ほどの男の子でした。本当はイヤだけど、誰かがやっているから自分もできるかなとか、挑戦する気持ちを持って“やってみる!”という子がいなかったのが、なんとなく残念でした。(別にミミズに触れなくてもいいですが)できないことがある分、克服して強くなることが多くあると思えば、得した気分?になるし、今よりもっと世界が広がるし、感動するし、達成感も持てます。こどもたちには、ほんのちょっと我慢してでも、ムムッと頑張ってみる力を持ってほしいなと願う日でした。(担当:mami)

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今月のひとこと 2011.7.1

生まれて初めてタケノコ採りに行ってきました。面白い!アイヌネギやウド、蕗などと違って、夢中になっているうちに、迷子になってしまう人がいておかしくないように思いました。 友達と前日から穴場とされている地へ出掛け、朝陽が昇るとともに開始。昨夜までは車が1台だったのに、3時半には10数台になっており、既に山へお仕事に。遅れて山道を行くと、業者ならぬ一般の方々のザックやラジオ、目印のスズランテープなどがあちこちに点在してました。遭難率の高いタケノコ採りは、太い大きな笹の葉のあいだに挟まりながら、下の方に小さく芽がでている程度のタケノコをもぎ採りながら進んでいくため、いつの間にか方角も、進んだ距離もわからなくなりがちです。持っていったコンパス(最初に方角をあわせることお忘れ無く)がとても役に立ちました。ラジオの音が聞こえる範囲で行動し、時々出発点に戻るなどを心がけることも大事だと思いました。とても大きな太いタケノコを抱えきれぬほど収穫でき、茹でるとトウキビのような甘い香りで、味も柔らかく甘く美味しかったです。(担当:mami)

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今月のひとこと 2011.6.1

「何気ない日常 潤いの時間」photo by KOJI NAKAMURA春の陽気のせいなのか、なんとなく眠いようなぼんやりしていた5月。DVDレンタル返却時にまた借りるを繰りかえす“DVD三昧”の日々を続けていました。いろんなジャンルを観ていますが、中でもジーン・ハックマンとアル・パチーノ主演の映画『スケアクロウ』(1973年公開)は、静かに心に残る映画でした。アル・パチーノと言えば、大好きな映画『ゴッドファーザー』でのマフィア役が印象に強いのですが、この役柄とは全く違う、どこにでもいそうなひとなつっこい心優しい青年を演じていました。優しさの裏側にある人の弱いところと心の内の顔を表現する演技力に圧巻でした。映像の切りとり方もとても美しく、一場面ずつが印象に残ります。是非一度、ご覧頂きたい映画としてオススメします。DVDを通してですが、映画は私達の生活に必要な、重要なものであるということを最近思うようになりました。(担当:mami)<「何気ない日常 潤いの時間」photo by KOJI NAKAMURA>

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今月のひとこと 2011.5.2

安田 侃 『生棒』 当センターからほど近い「創成川公園」が先月オープンしました。同公園は、創成川通りのアンダーパス連続化の工事に伴って、南4条から北1条間の創成川両岸に造成されたもので、全長820メートル。トンネル工事はすでに終了し開通していて、公園はまだかなと楽しみにしていました。 この公園の特徴は、ブロックごとに彫刻やモニュメントが置かれていることで、北海道を代表する彫刻家、美唄市出身の安田侃さんの作品や、同じく彫刻家の西野康造さんの作品、ランドスケープデザイナーの団塚栄喜さんのモニュメントなどを見ることができます。片側820メートル、往復するといい運動になりますよね。これから風も爽やかで歩くのが楽しい季節です、素敵なアートを楽しみに、訪れてみてはいかがでしょうか。(担当:H.K)

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今月のひとこと 2011.4.1

金森倉庫周辺からの函館の海このたびの震災にて被害に遭われました皆様に心よりお見舞い申し上げます。先日、函館へ行ってきました。函館も津波による被害のあった地ではありますが、被害にあわれたお店や町の人達も皆笑顔で迎えてくれるほど、街は元気だった印象を受けました。屋外照明等は節電されていましたが、函館山からの夜景は「世界三大夜景」を誇るだけあり、とても美しいものでした。それでも、道外・海外からの観光客が非常に減ってしまったようです。いろいろ考えると外出など控えてしまうこともありますが、「元気な町に住む人達が、元気にいつも通りに生活をしていることが、震災で被害にあった人達の心の支えとなる」と、その日偶然お会いした東京在住の方がお話してくれました。札幌の私はやはり募金することが何よりと思っていましたが、いつもと同じ生活をし続けることもまた、私にできることの一つでもあることを知りました。〔photo:金森倉庫周辺からの函館の海〕(担当:mami)

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今月のひとこと 2011.3.1

flower春が近づいてきました。この時期になると女の子は、淡くやわらかい春の装いをしたくなり、お化粧もお洋服も気持ちも可愛いくなるものですよね(なぜかそうみえるものです)。 気分を変えるために私は部屋の模様替えが好きでよくするのですが、季節の変わり目の衣替えは全くしません。一年中同じ服を着ているわけではないのですが、素材・厚さ違いなどで引き出しの中身を変えているくらいで、いつでも全ての季節の物が取り出せます。靴も鞄も同じく。北海道の良さは四季を色・香りで感じられること・区別できることにあると思います。変化のない洋服詰めのクローゼットと引き出しをみて、旬の食材のように、クローゼットにも四季(春)を作ろうと思いました。(担当:mami)

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今月のひとこと 2011.2.1

先日ネパールに行ってきました。空港から車を走らせて驚いたのは、首都カトマンズの道路では、人も自動車も、自転車、バイク、バス、タクシー、動物がみな一緒に混ざり合って、同じ道を走って(動いて)いたことです。信号も一部にはありますが、交通ルールもあるのかないのか、好き勝手に右左へ曲がります。街中クラクションがなりっぱなしです。警察の手信号も誰に向かって示しているのかまったくわかりません。野良犬も、野良牛までいました。首都を離れ高所の村へ行くと、今度はヤク、ゾッキョ、国鳥ダフェに会いました。ヤク、ゾッキョは高所に強く、山道でも100kg近い荷を運べ、がっしりとした大きな体をしています。人を怖がらず、襲いかかることもないのですが、さすがにこの大きさの動物が目の前をのっそのっそとあるいていると、一瞬引いてしまいます。北海道でもエゾシカやキツネなど野生動物に出会うこともありますが、大きな動物が犬や猫のように人と一緒に生活していて、なんともいえない不思議な感じがしました。『第10回「野生生物と交通」研究発表会』は2月25日(金)に札幌コンベンションセンターで行います。参加無料です。是非会場へお越し下さい。(担当:mami)

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今月のひとこと 2011.1.5

新春 お抹茶新年、明けましておめでとうございます。今年も何卒宜しくお願い申し上げます。 『笑う門には福来たる.』 笑う。これまで特に“落語”を聞きたい、と思ったことはありませんでしたが、知人に勧められてYouTubeで古今亭志ん生さんの「風呂敷」を観ました。続けて柳家小三治さんの「風呂敷」。面白い。すごい。びっくり。最初の“枕”で、小笑いしながらリラックス。しているうちに、いつのまにか演目のお話が始まっていて、そのまま終わりまでお話の世界に引き込まれていきました。同じ題材でも全く違う語り口と、間(ま)のとり方。ひとりで何役も演じ、不自然さなく、ころころと変わる人格に合わせた声と表情。座布団の上に正座して話される、その動かない空間の中に、何人もの人が本当に見えてきます。 こんなに面白く、楽しい芸術があったことを、生まれて始めて知りました。日本の魅力。本物の寄席に行って味わいたいです。 2011年1月1日、“1”が沢山。イイ年の始まりですね。今年も明るく元気に、笑顔の多い毎日であるように☆(担当:mami)

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今月のひとこと 2010.12.1

いつも上を。何年経っても、いつもこの時期になると誰もがつぶやく“もう12月”。一年は早いものだな、としみじみと感じる月。一年を振り返り、次のステップに向けての抱負&自分を見直すいい機会ですよね。 私のこの一年は、これまでにないほど多くの方と出会い、いろんな世界を知るステキな年となりました。ただ一辺倒ではなく、いろんな角度からモノをみることで見えてくるもの、人の数だけ気持ちが存在しそれぞれの良さがあること、当たり前ですが、改めて感じました。これまでどこかで思っていた気持ちを声にすることで、カタチとして繋がりはじめた年でもありました。人に支えられ、自然に守られて、自分がいることに感謝する年でした。 いろいろな気持ちをそのまま体にしみこませ、次のステップに向けて上をみて進みたいと思います。 2011年、みなさまにとって、ますますキラキラ輝きのある年となりますよう願いつつ。 良いお年をお迎えください。〔photo:いつも上を。(担当:mami)〕

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今月のひとこと 2010.11.1

昔生きていた形 動物が大好きで、“アニマルアイ(眼)”を持つdec野生児しかちゃんは、帯広畜産大学を卒業し、今に至ります。そんな彼女から聞いた話によると、畜大には“うしぶ”というのがあるようです。うし部??聞きなれないですよね。畜大で飼育されている牛の乳を学生達が搾り、大学で商品化して販売しているようです。この牛乳の特徴は“65℃30分の低温殺菌”。牛乳のパッケージもなんともかわいらしく、緑豊かな帯広の大地の中にいる牛を想像でき、美味しそうな乳の香りがパッケージからするほどです。デザインって重要ですね。飲みたいです!
来年2月25日に開催されるdec主催「第10回野生生物と交通研究発表会」の論文申込みが始まっております。お申込み〆切は12月3日まで。皆様からのご連絡、お待ちいたしております。(担当:mami)[「昔生きていた形」photo by NORIKO Shinmori]

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今月のひとこと 2010.10.1

摩周ブルー 久しぶりに道東へ遊びに行ってきました。“水のあるところ”をキーワードにオンネトー、屈斜路湖、摩周湖、神の子池を巡る旅。北海道初上陸の友達は、目的地どころか、想像していた以上に広い大地に感動し、道路の下向き矢印↓(矢羽根)に興味を持ち、鹿をみるたびに車を止めて写真。アイヌ民芸店に寄るたびにお土産を購入。北海道の地名が読めなくて苦戦。終始、子どものようにはしゃぎ、生活時間のすべてを楽しんでいるようでした。
 一緒に旅をすることができたおかげで、今まで気づかなかった北海道の良さを私も知ることができました。時々、住んでいる土地を少しだけ離れることで、自分の感情にも素直になれて、普段あたり前に思っている景色もモノも新しい感覚・視点でみることができる良さがある、と実感しました。 “霧の摩周湖”は、観れると婚期が遅れる・・・と聞いたことありますが、ものすごく美しい青一色の湖の姿をみることができました。〔photo:「摩周ブルー」〕(担当:mami)

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今月のひとこと 2010.9.1
とかちむら入場口にあった言葉「おはようございました」 世界で唯一のひき馬競馬の『ばんえい十勝』に行ってきました。あいにく午前のレースが終わってしまったばかりで、馬をみることができずに帰ってきてしまいました。とても残念です。また必ずや見に行きたいと思います!
  隣接している最近できたばかりの『とかちむら』では、地元食材を活用したレストランや産直でお買い物ができるため、レースがなくても沢山の人で賑わっていました。その足下(床タイル)には、北海道の方言(めんこい、ちゃんこい、けっぱれ・・・etc.)が、やさしく散りばめられていて、素敵な観光地のつくり方であるように思いました。そして、改めて、北海道弁はかわいらしく、いい響きだな〜と感じ、プラス、自分の話していた言葉の数々が、実は方言であったことに、『とかちむら』の床をみて気づいたのでした。
〔photo:とかちむら入場口にあった言葉「おはようございました」〕(担当:mami)
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今月のひとこと 2010.8.2
dec山ガール 道警・道教育委員会・道山岳連盟主催による『安全で楽しい登山をするためのシンポジウム』に行ってきました。参加者は300人以上だったようです。
 山登りに適したファッションの他、遭難事故の発生状況と救助体制、安全な登山計画をたてるためのアドバイス、中でも終始緊張したまま聞くことになったのは、昨年トムラウシで起きた事故の検証を含めた内容の低体温症の症状と対策についてでした。
 私は山を登り初めてまだ日も浅く、楽しさの反面、熊に遭遇したら、途中で動けなくなったら、他に困っている人がいたら、迷子になったら・・・どう対応したらいいのか、と不安になりながら山道を歩いています。
 今回のシンポジウムでは、そうした不安もすこし解消するような、山の中に入るために必要な知識・マナー・技術をいろいろな方の体験談を通し知ることができ、また、登山経験豊富な方と一緒に歩くことがとても大事であることがわかり、参加して良かったと思いました。
(担当:mami)〔「dec山ガール」photo by NORIKO Shinmori〕
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今月のひとこと 2010.7.1
石山緑地 「札幌軟石」をご存じでしょうか。その昔、支笏湖ができた時、そこから溶岩が流れ凝固してできたといわれています。特徴としては、比較的加工しやすい柔らかさを持ちつつも強度があり、優しい色合いからも、生活の中にとけ込みやすく様々なものに活用されています。
 札幌市南区の石山地区には、この軟石の跡地が多々残っています。よく見てみるとノミ(手)で掘られた跡がそのまま残っていて、職人さんが汗を流しながら作業していた姿が見えるようでした。採掘方法や軟石の歴史、この地域についてなど、少し探ってみたくなりました。
 「石山緑地」は、この軟石採掘跡地の魅力を活かし、軟石に触れることのできる自然と調和した彫刻公園です。作品を設置するのではなく、公園全体をひとつの空間として捉え彫刻されていて、私のお気に入りの場所のひとつです。
(担当:mami)〔photo:石山緑地〕
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今月のひとこと 2010.6.1
北海道大学 先日、生まれて初めての田植え体験をしました。農業のプロの方にご指示いただき、苗の植え方のコツを伝授いただきました。
最初は長靴を履いたままで試みましたが、水をたっぷり含んだ深い土の中では、一歩進むのも一苦労で、作業効率が非常に悪いため、裸足ですることにしました。少しひんやりしつつも、どろどろの土の感触は、なんとも表現しがたいほど気持ちよいものでした。
 今は田植えのトラクターがありますが、昔はもちろん手でひとつずつ植えられていました。中腰の姿勢のため、わずか半日の作業でも腰が痛くなりました。
 この作業を毎日・毎年続ける大変さを考えると、お米が食べられる毎日を作ってくれている農家さんに、あらためて感謝しました。
 この米がすくすく元気に育ちますように。(担当:mami)[photo by MICHIKO Fujii]
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今月のひとこと 2010.5.10
北海道大学 最近、よく耳にするノルディック・ウォーク。公認指導員さんのお話によると、ストックを持つことで4足歩行になるため、通常の歩行時に比べ、足・腰・膝への負担は大きく軽減され、エネルギーの消費もアップし、自然と背筋が伸びて美しい姿勢づくりとなるようです。10kmでも20kmでも楽にスイスイ歩けてしまうとか。
 通勤時や休日の散歩などでもストックをプラスするだけで、歩くことそのものを楽しめるようです。
  ストックはレンタルもあるようですが、自分のストックを持っていると、これからの緑の季節にはますます、外を歩くのが楽しみになるかもしれないですね。
 Photo「北海道大学」(担当:mami)
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今月のひとこと 2010.4.1
桜 4月、雪どけ。春の香りがしています。
 ちょうど1年ほど前に、札幌の中心部、創成川通りの地下アンダーパス「創成トンネル」が開通しました。どこに行くのにもとても重要な路線であり、とっても便利で、うれしい道です。
そして、これから楽しみにしているのは、このトンネル上部の地上空間。
 以前ここには、川が流れ、風情ある石の橋が架かっていて、柳の木が何丁にも渡り立ち並んでいました。この川を歩道橋の上から見ると、柳の連なりがグリーンの道にみえ、札幌を象徴するような、個人的にはとても好きな風景でした。
 今年度にはこの地上空間が「公園」として完成するようです。
  公園の外からですが、ベンチが置かれ、芝や樹が植えられ、なんとなく公園の全体像がみえてきていて、日々わくわくします。大通公園とはまた違ったカタチで、オフィス街の安らぎの空間となるのでは、と今からとても楽しみです。(担当:mami)
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今月のひとこと 2010.3.1
雪の結晶 4年に一度の冬季オリンピックが終わりました。数年前までは興味の無かった種目も今年はルールも覚えて、沢山の競技を楽しみました。
 ボブスレーや滑降など、自分からすれば、なぜそんなに怖い思いをする競技を選んだのか不思議でなりませんでしたが、そうあればあるほど、そしてルールを知れば知るほど楽しく、興奮しながらテレビに向かって叫んでました。
 競技後の選手の言葉が毎回、胸にグッときて、スポーツって本当にすてきな文化であると思いました。今から4年後のオリンピックが楽しみでなりません。
 ふと“自分の4年に一度のイベント”を考えてみました。考えなくてはいけない理由はないですが、何か4年に一度を区切りにでも、自分の“目指すこと”があってもいいですよね。(担当:mami)〔Photo:雪の結晶〕
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今月のひとこと 2010.2.1
ウインターサーカス  北海道の地域資源である『雪』。この『雪』を使ったランドアートプロジェクト『ウインターサーカス vol.5』が、2月6日(土)から開催されます。
 アーティストが地域(空間)にあった作品の案をだし、地域の人たちが一緒になって考え、協働で制作していきます。
日々刻々とカタチを変えていく「雪」を素材にしていることや、アーティストの思いと地域制作者の思いの違いからも、制作を進めていく中でいろいろな問題が生じてしまいますが、最終的には、お互いにとって“いい”とおもえる雪のカタチとして現れます。
  目でみてすぐに“わかる”ものではないかもしれないですが、是非一度、雪のランドアートを楽しみに、足を運んでみてはいかがでしょうか。(担当:mami)
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今月のひとこと 2010.1.6
旭岳  新年、明けましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
 年末年始の札幌は、しんしんと静かに雪が降りました。とても綺麗な雪で、雪を少し掘ると穴の中が青くみえました。毛糸の手袋の上の雪をみると、星型のような雪の結晶の形がみえました。デジカメで撮るとよく見えなくて残念でしたが、高山でもないのに、こんな現象が起こることを初めて知りました。
 3日は旭川方面が「晴れマーク」だったので、朝早くに旭岳を目指し出発しました。ロープウェイで登った先は、奇跡のように青空が垣間見え、陽の光で雪が宝石のようにキラキラに輝き、涙がでるほど美しい光景でした。
  友達みんなにみせたいと思ってしまうほど、綺麗でした。(担当:mami)
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今月のひとこと 2009.12.1
大好き北海道毎年カレンダー 早いもので、もう年の暮れですね。月日に境はないですが、2009年の締めの月です。今年一年、どんな年でしたか?来年はどんな年にしたいですか?
 先日販売されたばかりの“北海道大好き毎年カレンダー”をご存知でしょうか。永遠に使える日めくりカレンダーなのですが、このカレンダーの素晴らしさは、北海道の自然風景、観光地のみならず、行事や文化、食、動物などありとあらゆる魅力がいっぱい詰め込まれているため、北海道のガイドブックとしても使えてしまうことです。
 写真は一般応募で集められたものを使用しているので、より身近な生活の写真がびっくりするほど多くありとても楽しめます。北海道に遊びに来た人・遠くにいる家族・友達にプレゼントをおすすめします!
 2010年もみなさまにとって心躍るハッピーな年でありますように。
 ステキな年をお迎えください。(担当:mami)
<photo:「大好き北海道毎年カレンダー」>
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今月のひとこと 2009.11.2
オトイネップタワー 札幌市の地下鉄大通からバスセンターまでのコンコース内に、突如、アートな世界が広がっています。“500m美術館”です。
毎日の通勤で通っていますが、急に不思議な空間ができ、とても楽しい気分で朝出勤しています。
 これは、11月1日から12月5日まで開催される「さっぽろアートステージ」の“芸術部門”のひとつで、その他の会場でも“音楽部門”や“舞台芸術部門”によるイベント、市民参加型イベントなどがあります。
普段は、なかなか美術館やギャラリーまで行って作品をみることはない人や、アートは難しいと思っている人でも、歩きながら次々といろいろなアート作品(アーティスト)に気軽にふれることができるので、何も気にせず、すんなり楽しむことができると思います。
 これから約1ヶ月、この道が続きます。お時間ある方は、是非、歩いてみてはいかがでしょうか。 (担当:mami)
<photo:のどかな風景の中に凛とたつ砂澤ビッキの作品「オトイネップタワー」>
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今月のひとこと 2009.10.1
大雪−旭岳の写る鏡池 札幌で活躍されている料理研究家の方に、雪国ならではの食べ物や食べ方、昔ながらのアイディア料理などについてお話を伺いました。
 ずっと札幌に住んでいる私も、初めて知る食べ方や食べ物の名前に驚き、冷蔵庫がなかった頃の食べ物の保存方法など、どれも興味をそそられる内容ばかりで、勉強になりました。
冷蔵庫がない頃は、必要なものを必要な分だけ用意するため、無駄に買い込むこともなく、いつでも無理なく“旬”を手にできていたようです。好きなときに何でも手に入る時代ですが、もっとも自然な“旬”の味わい方・楽しみ方のような気がしました。
 “旬”ということで、シルバーウィークに、紅葉の真っ只中の大雪登山に行ってきました。四季の変化を目(色)で感じることができるのも、北海道のすばらしさですよね。
旭岳ロープウェイから歩いてすぐのところにある鏡池には山が鏡のように写りとても美しかったです。
(担当:mami)≪photo:大雪−旭岳の写る鏡池≫
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今月のひとこと 2009.9.1
モエレ沼公園「プレイマウンテン」 久しぶりに「モエレ沼公園」に行ってきました。この公園はいつ行ってもタメ息がでるほど素敵です。特に空が高く感じる秋には、より一層公園全体の空間に広がりをみせ、美しく、感動します。
  この日は、香川県から来ていた方を街なかの観光とあわせてご案内したのですが、市内滞在がわずか3時間の中で、一番行きたい場所が「モエレ沼公園」でした。
  札幌の観光でモエレ沼に行きたいという方に私自身は初めて会いましたが、大好きなこの公園を、札幌に住む者として自慢できるこの場所を、ご案内できることがとても嬉しく、「とてもいい場所に来れて幸せです」と言われた時には、グッときました。
  香川県には、イサム・ノグチが作品を制作していた場所の「イサムノグチ庭園美術館」があります。作品のほか、イサム・ノグチのお墓もあります。姉妹地のように感じられるこの地に、私も一度行ってみたいです。
(担当:mami)≪photo:モエレ沼公園「プレイマウンテン」≫
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今月のひとこと 2009.8.3
7月に楽しめる花〜ラベンダー 最近は雨の日が多く、青空が一面に広がる日がなかなかないですね。 梅雨がないといわれていた札幌で、こんなに雨の日が続くのは非常に珍しいように思います。札幌の短い夏が、さらにさらに短く感じますね。
 札幌の中心部、大通の商店街では、街灯の一つ一つに風鈴をつけ、その風鈴と一緒に札幌の歴史・文化の写真が付けられていました。私もつい立ち止まってみてしまいました。
 国内外から多くの観光客が訪れる街ですが、名所めぐりだけでなく、こんなかたちで街を歩きながら札幌を知ることができるのは、とっても素敵なことだなと思いました。
  街中で響く風鈴の音がなんともいえない風情を漂わせ、夏を感じました。
(担当:mami)≪photo「7月に楽しめる花〜ラベンダー」≫
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今月のひとこと 2009.7.3
野幌森林公園  先日、私の隣席の先輩が南幌町のフットパスコースを歩いてきて、写真を見せてくれました。天気もとてもよく快適な時間だったようです。
 彼女は、道内にある沢山のフットパスコースを6〜7年くらい歩き続けています。途中休憩はありますが、コースによってはほぼ半日ほど歩き続けることもあります。
 一度、コースに連れて行ってもらったことがありますが、私はゴール地点についたときは、もう体が動かないほど疲れていた記憶があります。
 「楽しかったー♪」と言って帰ってきた彼女に疲れないコツを聞いたところ、自分の足に合ったハイキング・トレッキング用の靴で歩けば、長時間でも快適に歩くことができるようです。手にはステッキなんかもあるといいみたいです。

 「歩く」ことの良さは、普段と同じ道を通っても、車の移動では見えていなかったものが見え、とても新鮮な気持ちを味わえる、とのことで続けられているようです。すてきですね。
(担当:mami)[「野幌森林公園」photo by HIRONO Konno]
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今月のひとこと 2009.6.1
大通公園  太陽の昇っている時間も長く、暑すぎず寒すぎず過ごしやすい季節となりましたね。相変わらず天気に気持ちが左右されてしまい、晴れの休日は必ず散歩に出かけますが、気がつくと、どこかに座って休んでます。確実に年々、体力が低下しているのを感じます。
 若き頃は、部活で毎日運動して汗を流していたのに、たぶん今は、一日数百歩しか歩いていません。鍛えられた体の筋肉は、十数年後の今、跡形もなく消えてしまっています。何か運動しなくてはいけない身体の危険を感じました。しかし、この運動不足の体の状態で、一体何から始めてよいのか。
 先日、はりきって近所をランニングしましたら、すぐに息がきれてダウンしてしまい、徒歩での帰り道がものすごく長かったです。3日坊主で筋肉痛になって終わりました。継続しないと力にはならず意味がないので、人それぞれとは思いますが、もっと無理のない運動を模索し、始めてみようと思います。
 皆さんは普段、運動していますか? 何をしていますか? ゴルフ?水泳?ランニング?
(担当:mami)≪photo:大通公園≫
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今月のひとこと 2009.5.1
水の中の石  建築家安藤忠雄さんの本を読みました。安藤さんといえば誰もが頭に浮かぶ“コンクリート建築”。昭和40〜50年代にはそれまで誰の考えにもなかった外側も中側もコンクリートでできた家を建て、世の中を驚かせた安藤さんの言葉には、新しいものを生み出すときのヒントとなることが沢山ありました。
 全くありえないほどの新たなものを目にすると、人は、これまでの経験等を参考にするためか、反対したり批判したりもしますが、それでも、新たな案を新たなものとして存在させるには、自分を信じて進むこと以外にないような、そんな気がしました。何でも揃っているこの時代に“新しい”を生み出すことは、そう簡単なことではないですが、ダメだと思っていることの反対には、もしかしたら“新しい”ことが埋もれているのかもしれない、と思いました。
 北海道には安藤さんの建築で『水の教会』がトマムにあります。まだ行ったことはないですが、この連休にでも一度行ってみたいと思います。
 今回の写真は「水」つながりで・・「水の中の石」です。写真をみてるだけで、天気、水の音、空の色までわかるほど、気持ちいいですね。
(担当:mami)[「STONE」:KOJI Nakamura]
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今月のひとこと 2009.4.1
Finlandとある公園  先日、雪どけ後の公園を久しぶりに散歩しました。風も冷たく、緑もなく、空も寒々しい色をしていましたが、軽やかな春の香り(空気)を感じ、ここちよい気分になりました。
 四季折々の変わり目に、感じるこの“空気感”“におい(香り)”は、何かに例えて表現しがたいものですが、きっと人それぞれに感じ方の違いはあっても、いつでも季節・風景と共に思いだしますよね。
 今回の写真は、札幌からは遠く離れた公園の風景ですが、黄色い花のせいでしょうか。なんとなく札幌にあるどこかの公園にているような、そんな気がしたので載せてみます。
札幌の3月末の今日は、雪が降っていますが、写真のような緑の絨毯と木漏れ日の道ができるのが今からとっても待ち遠しく思います。
(担当:mami)[「フィンランドの春」photo by KOJI Nakamura]
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今月のひとこと 2009.3.2
「南極教室」昭和基地と大倉山小の交信の様子  南極にいってみたいと思ったことはありますか?
 先日知人から、札幌の小学校で、南極にある日本の基地「昭和基地」にいる人達とリアルタイムで交信するのをみることができるよ!という話を聞き、こんなチャンスは見逃せないと思い、早速行ってきました。
 体育館に全校生徒が集り+父母+報道カメラマン達でいっぱいの中、大きなスクリーンに昭和基地の皆さんが映し出された瞬間、ワーっと声が広がりました。
  『南極教室』と題されたこの授業では、地球環境についてのお話のほか、事前に送られてあった南極の氷を水の入ったコップにいれて“太古の空気の音を聞く・感じる体験(プツプツプツという音が聞こえます)”もありました。
  こういう体験が子どもの時にできるというのは、幸せだな〜とつくづく思いました。
 南極に行ってみたい+同じ地球の中にこんな場所が本当に存在するんだ、と思う瞬間でした。
(担当:mami)≪photo:「南極教室」昭和基地と大倉山小の交信の様子≫
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今月のひとこと 2009.2.2
雪景色  冬は何をして遊んでますか?
 スキー、スノーボード、スケート、雪山登山などでしょうか。私の小さい頃は、近所の子とミニスキー競争や雪合戦、隣の家との間に勝手にかまくらつくったり、屋根からぶら下がっているツララを剣にして遊んだり、食べたり・・・。雪が降ると嬉しくて、とりあえず外にでれば、雪だけで永遠に遊べる気がしてました。
 今は、子どもの頃は気にもしなかった雪景色の美しさや、雪の積り方、降っているその様子を見ているだけでも楽しめます。ということで、体は動かしていないので、運動不足です。外に出て遊ばないとダメですね。

お知らせです。2月27日(金)札幌コンベンションセンターにて『第8回「野生生物と交通」研究発表会』が開催されます。どなたでも聴講できますので、是非、会場にいらしてください。(担当:mami)
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今月のひとこと 2009.1.5
 新年、明けましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
 2009年になり、10年程会っていなかった友達と会う機会がありました。
 会いたい、といつもこころのどこかで想ってはいても、まさかその日会えると思っていなかった友に会えた瞬間というのは、なんとも表現しがたい嬉しさがあり、喜びのあまりに何を話したかも覚えていません。聞きたいことは山ほどあるはずなのに、ただ嬉しくて、連絡先もきちんと聞かずのままだったりします。声も話し方も人柄も変わらずな友をみていると、ほっとしてしまい、その笑顔をみているだけで暖かい気持ちになって満足してしまいました。
 数年も会わずにいて、数時間ずっとたわいも無い話しかしてないですが、友達の大切さを改めて思う一年の始まりとなりました。(担当:mami)
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今月のひとこと 2008.12.1
雲の上の陽の光  デジカメ。 あの小さな体に何枚でも保存して撮り溜めてくれる、とってもありがたい存在。 しかしながら、そんなデジカメ機能に頼って、いつでもどこでも撮っているうちに、どんどん限りなく写真が溜まっています。
 こんなに写真があったのか・・と、整理するのも一苦労。後から気付くと同じような写真が幾枚もあったり。
 撮った写真をその場で確認も削除もできず、現像後を楽しみに待つカメラを使ってたときは、撮る瞬間に気をひきしめ、程よい緊張をし、その一枚が貴重であることを最初から意識してレンズを覗いていたことを、ふと思い出しました。

 写真にかぎることではないですが、本当に必要なものってなんなんだろう。いらないものとはなんなんだろうか。年越前の大掃除でいつもいつもおもうことです。
 ことし一年、どんな年でしたでしょうか。
 2009年もみなさまにとって心躍るハッピーな年でありますように。
 ステキな年をお迎えください。  [photo:雲の上の陽の光](担当:mami)
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今月のひとこと 2008.11.4
ススキ  肌寒い季節になってきましたね。雪虫ももうみなくなりました。そろそろ白い雪が降り始めそうですね。
  大雪の黒岳では、スキー場がもうすぐオープンするとのことでした。自然の雪のスキー場としては、日本一早くの開場らしいです。ゴンドラリフトの運行準備作業しているところをニュースでみましたら、もうかなり雪が積もっててびっくりしましたが、なんだかワクワクしました。
  冬は寒くて嫌い!という方も多いと思いますが、白い雪が空から降りてくるのをみれるというのも、幸せのひとつですよね。

  〜 皆様にお知らせです!〜
11月26日〜28日まで「第24回寒地技術シンポジウム(CTC)」が札幌市教育文化会館にて開催されます。
プログラムもアップされていますので、気になった論文をチェックして、是非ご来場くださいネ!誰でもご聴講いただけます。

(担当:mami)[photo by NORIKO SHINMORI:ススキ]
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今月のひとこと 2008.10.1
塩谷丸山  最近になり、山登りの楽しさを知り、先日は「塩谷丸山」を知人と一緒に登りました。
 てっぺんからは小樽の街も観ることができ、真っ青の空と海、その反対側の山の深い緑のブロッコリーのようなモリモリ感を、いっぺんに味わえる魅力的な山です。行く道もバラエティに富み、飽きずに楽しめます。
 人から「どうして山を登るの?」と言われて返事に毎回困り、いろんな状況の説明にプラス「すっごくイイから!」と言ってます。でも、何か足りない気がします。私は友達に誘われたのが登山のきっかけになりましたが、登った後はすぐに必ず「また山に登ろう。」と思っています。ほんとに何で登るんでしょう。登山家マロリーさんの言葉のように「そこに山があるから。」とまではまだいえません。
 今はまだ低い山で登山時間もあまり長くない山にしていますが、今後いろんな山に登り、いろんなものをみてみたいと思います。(担当:mami) 〔photo:塩谷丸山〕
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今月のひとこと 2008.9.1
秋の空  秋ですね。外にでると秋の色と匂いがします。空も高く遠く、静かな色をしています。
この時期になると途端に、青空の下で走り回ってはしゃいでた夏とは違い、いつもよりもゆったりとした穏やかな気持ちになり、周りのモノも人も落ち着いているような気さえします。いい季節ですよね。
 今月は“読書の秋”にちなみ、私の大好きな絵本をひとつ。
『ぼくのキュートナ』(文・絵/荒井 良二)。ラブレターのような日記のような書き方で、相手をみつめる真っ直ぐな気持ちが伝わってくる本です。絵本ですが大人なあなたも是非。老若男女問わずお薦めです。
こんな風に人を想えたら、人に想われていたら、なんてすてきだろう。と思ったあと、きっと恋してた時を思い出して、キュンとします本です。是非読んでみてください。誰かにプレゼントしたくなる本ですよ。(担当:mami)
〔「秋のフットパスin黒松内」photo by HIRONO KONNO〕
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今月のひとこと 2008.8.1
サッカー大会の写真  いよいよオリンピックが始まります!毎日さまざまなところから新しい情報が飛び込んできて、日に日に胸も高鳴ってきます。楽しみですネ!
 その一足先に、夏の甲子園が開幕。こちらも見逃せない!!
 先日行った石狩の海では、砂浜でサッカー大会が行われていました。灼熱の太陽の下、暖められた砂の上を裸足で汗だくになって走り回る選手とその周りを囲む大勢の観客。私は買い物に行く途中でしたが、つい立ち止まって応援してしまいました。
 勝つと何かもらえる褒美などがあるのかわかりませんが、ただひたすら“勝負に勝つ”ことだけを目標に頑張る人達。それを応援する側にはもちろんもっと何の褒美(物)もありません。スポーツの力ってなんなのでしょうね。ひたむきに頑張っている姿をみると、ほんの一瞬で心掴まれちゃいますよね。
  スポーツ観戦三昧な8月。みなさま、寝不足で体を壊さないようにお気をつけ下さい。(担当:mami)
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今月のひとこと 2008.7.1
恵庭プレミアムガーデンツアーの写真  先日「恵庭プレミアムガーデンツアー」に参加してきました。 個人のお宅のガーデニングを見てまわるツアーだったのですが、すごい!花の街として有名なのは知っていましたが、各個人でのガーデニングの徹底ッぷりに驚きました。
花を綺麗に咲かせるだけでなく、周りの花や緑、建物、道との調和も重視して空間全体をコーディネートしていて、見ていてここちよく、そこにいるとやさしい気持ちになれる、そんな場所でした。
 各個人のお庭だけではなく、歩道にも花植えがされ、今時期はどこを通っても一斉に咲き誇っています。清掃活動も住民が中心となって念入りにされているそうです。「いつでも見にいらしてね!」というスタンスの“オープンガーデン”をしているお宅も沢山あります。
皆さんも是非、美しい恵庭の街に足をはこんでみてはいかがでしょうか。 (担当:mami)
≪photo by MAMI TOMITA≫
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今月のひとこと 2008.6.2
最近、知人からとてもここちのいい音(音楽)を教えてもらいました。「ホーメイ」というものなのですが、一人の人間が同時にいつくもの音を出す歌唱法で、聴いていると不思議な空間にいるような気になります。一人しかいないのに、いったいどこからでている音なのかわからないくらい沢山の音が聴こえ、そしてその音がとても気持ちよく自分に響いてくる。歌詞がなくても、音の重なりから空間を感じ、想像の世界が無限に広がる。こういういい音をつくりだす人たちは、一体何を食べているんだろう・・・と考えてしまうほど、自分からは遠い遠いきれいな音。でもすごく近くに感じます。この人たちが自分だけの中にしまってないで、わたしの耳にまで音を届いてくれたことに、感謝です。
人にここちよさや感動を届けれるものを、自分でもつくれたらなんて幸せなんだろうと思いました。(担当:mami)
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今月のひとこと 2008.5.1
ベロタクシー『ベロタクシー(VELOTAXI)』をご存知でしょうか?先月末から札幌市内中心部を走っている自転車タクシーです。もともとはドイツで開発された交通システムで、日本の他地域でも既に運行しているので、どこかで見たことあるかもしれないですね。
まあるい柔らかな曲線のものが道路を走っている姿は、なんとも不思議な感じですが、とっても愛らしくて、見ているだけで顔がほころんでしまいます。
風を感じながら、市内をぐるりと好きに行ける。観光客の方にももちろん、市民の方も交通手段の一つとして乗ってみるのも悪くないですね。私も今度、手を上げてみようっと。(担当:mami)〔今月の写真/photo by HIRONO Konno〕
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今月のひとこと 2008.4.1
 手紙は、届いたとき、ものすごくうれしい。その手紙が手書きだと、尚うれしい。年賀状、ちょっとした伝言のためのメモ、お店からのDMカードであっても、たったひとことでも肉筆の文字があると、一瞬顔がほころぶ。字のかたち、言葉の組合せ、ちょっとした“間”からひたすら相手の心情を読み取ろうと考えることが楽しく、よく見ると鉛筆で先に書かれたであろう文字が、消しゴムで消されて引っ込んでるのを発見したときなど、この上なくうれしく思う。
  今は、携帯電話やパソコンがあるので、簡単なメール文ですませてしまうことが多く、こういう喜びになかなか会えなくなってきました。メール文が悪いわけでは決してないけれど、“字はその人を表わす”と言われるように、その人だけに表現できる一瞬の形があり、その人の心情や環境を、文字を見て感じることもできる手紙は、人間が創り出したステキな文化だと思いました。春の手紙を友だちに書こう、とポストに入っていた封筒をみて思いました。(担当:mami)
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